理容師は全国に約22万人、理容室数は約12万店あります。
男性客が美容室に足を踏み入れやすくなった今でも、理容室に通う人はたくさんいます。理容師のみが行えるカミソリを使った「顔剃り」の施術を求めて、あえて理容室を訪れる人がまだまだ多くいるのです。
ここ最近では、30代~40代の男性を中心に床屋が再注目されおり、東京では続々と床屋がオープンしています。以前の理容室のイメージを上書きする、多様なサロンや新しい顧客を囲い込むべく、女性をターゲットにした洗練された雰囲気の理容室も登場しています。

髪を切るとき、よく行く場所 性年代別グラフ

理容室にも、シェービングがメインの女性客が行きます。
ですが、美容室の方が圧倒的に女性に人気なのは確かですね。
男性は「理容室に行く」、女性は「美容室に行く」傾向です。しかし、お洒落を気にしている10代から20代の学生などの若い男性は約4割が美容室を選ぶようです。

しかし、30代になると再び「理容室に行く」の割合が高くなっていきます。とりあえず20代のうちは美容室も試してみるけれど、やっぱり理容室に戻っていく、という傾向です。これを男性の理容室回帰現象といいます。

男性の理容室回帰現象を知ってますか?

年齢とともに美容室に行くのが気恥ずかしくなった、男たちだけの気楽さがいいと、美容室から理容室にシフトしていく現象が起きています。
男ならではのメニューに特化した理容室は、かゆいところに手が届くサービスもあり、カットもシンプルなゆえにセンスも技術も高いと評判なのです。
またそこで働く理容師たちのクールなカッコよさも相まって、こだわる男はバーバーへ行くことがトレンドとなり、需要が再燃しています。

バーバー新時代

「バーバー新時代」があるのをご存じですか? 実際、オシャレなメンズ誌などで、たびたび理容室が取り上げられており、美容に敏感な女性の理容室利用者が増加傾向なのです。

髪を切るだけが目的じゃない――僕がバーバーに行く理由
バーバーには男を惹きつける何かがある。それは癒しであるとともに、奇妙な連帯感のようなものかもしれない。床屋派の3人に話を聞いた。

https://gqjapan.jp/life/grooming-health/20150506/why-do-i-go-to-the-barber

知っているようで知らない!? 現代的”理容室事情”に関する記事をまとめました!

https://www.qjnavi.jp/special/matome-kiji/matome25/

昨年末、リクルートが発表した2017年トレンド予測の1つに「バーバー新時代」があるのを、皆さんご存じでしょうか? 実際、今年に入ってすでにオシャレなメンズ誌などで、たびたび理容室が取り上げられている模様。しかも、近年は美容に敏感な女性の理容室利用者が増えているんだそうです。

http://www.business-plus.net/business/1704/170426_tp0021.html

近年、理容室を現代的に進化させた「ネオバーバー」が増殖中だ。米国製のバリカンやポマードを使い、クラシカルなチェアを配置してモノクロ基調の内装を施すなど、男性好みの粋な空間を演出。店内でクラフトビールを提供する他、アパレルの販売やメンズエステなど、異業種の要素も取り込む。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO15430220Y7A410C1000000?n_cid=DSPRM1489&fbclid=IwAR3jhl7PggoqKTiLgTMd9RlbxC04E-yly__lj81PKmszpkyBrHkn4c4YS1Y