これまでは、理容師または美容師の専門学校(昼間課程2年間、通信課程3年間)を卒業後、もう一方の資格を取得できる専門学校に再入学しなければなりませんでした。両方の資格をとるために4年~6年かかり、授業料等も倍かかりました。
2018年4月から法改正により、理容師か美容師いずれかの資格を持つ人がもう一方の資格を取得しやすくなりました。(履修科目が免除され、修業年限が従来の半分)
理容師と美容師、両方の資格取得がより身近に取得可能になったのです。


美容修得者課程

理容師・美容師免許のW取得のメリット

理容室でも美容室でもトータルビューティーを掲げるお店が増え、理容と美容の垣根が小さくなっています。理容業と美容業を区別することなく業界全体の将来を考えた時、理容師と美容師の2つの国家資格を持っていることが必ず強みとなります。
客層の幅が広がることで自分の活躍の幅も広がり、業界が大きく変わることがあっても、男性のニーズに応える理容師、女性をキレイにする美容師の両方の資格があれば将来の備えにもなります。

これからのサロン業界を生き抜くためのスキルを身につける!

美容室の店舗数は、コンビニや郵便ポストの数よりも多くなっています。そんな生き残りが厳しいと言われるようになった現在の業界で理容師・美容師の両方の資格があれば、どんな時代にも対応できる店舗づくりができます。男性のニーズに特化したメンズサロン、近年女性からの需要が高まっているレディースシェービングを施術できるエステサロンを併設したり、業界を生き抜く繁盛店をつくりやすくなります。

女性理容師の需要が高まっています

「理容師の免許取得が美容師のスキルを活かせる」って、知ってますか?
女性美容師にとって、シェービング技術の習得は、確実に仕事の幅が広がるのはもちろん、スキルアップに繋がります。


ダブルライセンスを取得後、実際に働いてみて・・・
理容師と美容師の免許を取得していることで、お客様やスタッフに喜んでいただけることがたくさんあります。特に、理容師特有の細かいレザー技術や、最近は美容室でも需要の多い刈上げの基本、女性の場合は結婚式の前に行うブライダルシェービング。顔や襟はもちろん、背中や鎖骨などにも触れるので、女性理容師による施術を希望される方がほとんどです。理容と美容の両方の知識で、お客様との美容に関する会話の幅も広がります。女性理容師は数が少ない分、いろんな場面で必要とされることが多く、女性だからこそ理容師免許があることでいろいろな仕事につながると感じています。

将来、両方の免許取得を目指すなら

理容師免許取得後に
美容師免許を取得する場合 学費の目安
①理容学校
昼間課程:2年間 150~200万円
②美容学校
修得者課程:1.5年間 50万円
3.5年間の合計 200~250万円

美容師免許取得後に
理容師免許を取得する場合 学費の目安
①美容学校
昼間課程:2年間 200~270万円
②理容学校
修得者課程:1.5年間 65万円
3.5年間の合計 265~335万円